【手軽にできるヴィンテージ家具のメンテナンス】〜ワックスがけ〜

【手軽にできるヴィンテージ家具のメンテナンス】〜ワックスがけ〜

 

こんにちは!

&VINTAGEでは、定期的に商品のメンテナスとしてワックスがけを行っています。

今回は、当店が行なっているワックスがけのやり方や、使用しているワックスをご紹介します!

 

◉Feed-N-Wax(フィーデンワックス)

可愛らしいパッケージが印象的なこのワックス。

 

一番の特徴は、木製の本来のツヤを自然に引き出してくれるところです。

ワックスによってはツヤ感が目立ち、ヴィンテージ特有の経年変化による色褪せが余計に目立ってしまうモノもあります。このワックスは、ヴィンテージ家具の味を活かしたまま商品を保湿してくれるため、誰でも簡単にワックスがけを行えます。

また、ジェル状に近いワックスでサラサラしているため、家具へ塗布した際にとても馴染みが良いです。

更にオレンジの香りがほのかに広がるため、香りを楽しみながらワックスをかけられる点も特徴の一つです。

※香りは数時間で消えますので、お部屋の空間を邪魔する心配もございません。

 

商品の説明はこのくらいにして・・・。

早速、店頭にある商品で実践してみました!

 

 今回メンテナンスをする商品はこちら

・ERCOL(アーコール)チェア¥40,000 

擦れや小さい傷が至る箇所にあり、全体的に色褪せが進んでいる状態です。

 

〈準備するもの〉

・フィーデンワックス

・ゴム手袋

・布切れ × 2(ハンカチやTシャツなどの古布だとよりワックスが馴染みやすいです)

 

準備するものは、たったこれだけです。

 

〈使い方〉

1.布にワックスを少量取り、馴染ませる

拭き取れる汚れや埃は、ワックスを塗る前にキレイにしておきましょう。

 

2.家具の端や目立たない箇所に塗ってみる

物によっては少量のワックスでもノビが良かったりするので、余分なテカリを抑えるためにも、最初は少量のワックスでテストしてみることをお勧めします。

☝️少しの量でも、大分色が変わりました。

 

3.全体的にワックスを塗り込んでいく

試し塗りを行い特に家具に異常がなければ、全体的に塗っていきます。

※適量が難しい場合は、少量ずつでも問題ありません。

 

☝️座面半分に塗ってみました。色の変化、お分かりいただけるでしょうか・・・。

 

4.30分〜1時間程放置

時折、家具の様子を見ながらオイルが乾くまで待ちます。

晴れた日は、是非外で乾かすのをお勧めします!

 

5.軽く全体を拭く

もう一枚の布で、全体を拭いていきます。特に、余分なオイルのある箇所はムラが出ないようにしっかり拭きとります。

 

以上で、ワックスがけは終了です。

 どうでしょうか・・・元の状態と比較すると色が鮮やかになり、素材の自然なツヤ感も出ています。

このように、誰でも簡単にメンテナンスが行えます。

人によって細かな工程に違いはあると思いますが、当店のワックスがけはこのような流れで行なっております。

今回紹介したワックスがけは、このフィーデンワッックスの取り扱いやすさもあるため、他のワックスでは若干やり方が異なる場合もございますのでご参考までに。

 

〈使用頻度〉

メンテナンスの頻度は、特に決まりはありません。

毎日かけても、月一でも、或いは汚れが目立ち始めてからでも構いません。

雨の日の湿度の高い日はなるべく避けて、乾燥した時期が最適です。

ぜひ今の時期、心地よい秋晴れの空の下でワックスがけを試してみてはいかがでしょうか。

またヴィンテージ家具への愛着が深まるかもしれません。

 

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